SOA部会 2008年度活動要綱


 

■目的■

SOA(サービス指向アーキテクチャ)が世に注目されるようになって早5年目を迎えるが、企業経営者のSOAに対する期待は依然として高い一方で、企業システムへのその浸透具合は今一つの感がある。SOAが提唱する柔軟性や拡張性、再利用性等、その採用のメリットについては一定の理解を得ているものの、実際に動くモノとして実装する為の設計方法や投資対効果が明確でない事がその大きな要因の一つと考える。当部会は、SOAが企業情報システムで実際に動くモノとして活用される為に必要となるシステム設計/実装の方針(リファレンス・アーキテクチャ)やサンプル・コード、有効活用の為のベスト/プラクティス等を導きだす事を目的とする。更に、得られた情報や知見を外部に発信する事でSOAやの普及・発展に貢献すると共に、今後の行方についても一定の見解を示す事を目指す。

 

■活動内容■

以下のテーマを中心に活動を行う。

·            サービスの記述、発見、合成、実装に関する規格・技術の調査

·            SOAによるプロセス統合、B2BEC等の実現事例の収集と分析

·            SOAWebサービス関連ツール(開発環境、実行環境)の調査

·            SOA実現に必要なノウハウ、アーキテクチャ・パターン、デザイン・パターンの収集と蓄積

·            ビジネス・モデルの定義からWebサービスによる実装に至るSOA適用シナリオの作成

·            Ajaxやリッチ・クライアント等の技術のトレンドとSOAとの関連の調査

·            SaaSビジネス、Cloud Computing(Services)を初めとする最新ITビジネス動向とSOAとの関連の調査

 

■活動の位置づけ■

当部会の活動の位置づけを以下に示す。

 

 

2008年の重点施策■

2007年度に引き続き、『体感!SOAによる設計&開発』をスローガンとし、SOAを活用したビジネス及びITの具体的な実現イメージを、開発者/ユーザへ提示することを重点施策とする。SOA開発ツールやその実行環境が整備されてきた状況に鑑み、SOA開発プロセス(の一部)を実践し、部会での議論を深化する事を検討する。更に、最近の最新技術トレンドとSOAとの関連(e.g. SaaSビジネスにおけるSOAとの関連/SOAの適用効果等)を紐解き、今後のSOAの行方についても展望する。

 

■活動方法■

·            月例ミーティングでのFace-to-Faceのディスカッション

·            メーリング・リストを活用した情報交換及びディスカッション

·            ビジネス・イノベーション研究部会とのコラボレーション(ミーティングの同日開催、メンバー交流)

·            参加メンバー個人による個別テーマや事例の調査

·            XMLコンソーシアム他部会等との協調によるSOA普及推進

·            Webページ、雑誌記事、出版等外部向けコンテンツの作成

·            XMLコンソーシアムDayXMLコンソーシアムWeekでの活動報告

 

■ワーキング・グループ■

ワーキング・グループの構成や活動形態については、2008年度の最初のミーティング(6月下旬を予定)で協議の上、決定する。

 

■対象者■

SOAWeb2.0関連技術/サービスを活用したITシステムの実現(設計/実装方法/ベスト・プラクティス)や、そのビジネス応用について興味をお持ちの方。

 

■会員メリット■

·            SOA関連情報及びノウハウの獲得

·            参加メンバーによる情報交換、人的ネットワークの確立

 

■体制■

リーダー/サブリーダーは、2008年度の最初のミーティング(6月下旬を予定)で決定する。

·            候補

Ø          日力俊彦 日本アイ・ビー・エム(株)

Ø          牧野友紀 日本ユニシス(株)

Ø          天野富夫 日本アイ・ビー・エム(株)

Ø          倉澤良明 キヤノン(株)

Ø          芦田尚人 (株)ブレイニーワークス

Ø          柴田昌弘 日本電気(株)

Ø          坂下秀彦 (株)ジェー・アイ・イー・シー

Ø          何翁径迪 (株)アイ・ティ・フォロンティア

 

 
 

SOA部会 20082009年度活動計画(案)

2008年度

@各種最新技術動向の調査

   - EDACloud Computing(Services)BPMWOAに関する技術調査

   - WS-*仕様(特にWs-Transaction)に関する技術調査(ハンズオン含む)

ABI研との協業による、SOAサービス設計&開発実践(ハンズオン)

BSOAサービス管理(SOAガバナンス含む)に関する検討

C活動成果&知見の整理

2009年度上期

@SOAサービス設計&開発ハンズオン<継続>

   - 2008年度知見の取込みによる洗練

ASOAリファレンス・アーキテクチャ(及びコード)の開発

   - 上記@及び既存ベストプラクティスを参照

2009年度下期

@これまでの知見総まとめ

A最新技術採用の為のリスクヘッジに関するガイド(仮称)作成