ドキュメント・メタデータ活用部会活動要綱案


■活動目的:
  昨年度は、ブログ/SNSが国内でブレイクし、一般の新聞や雑誌でも当たり前にとりあげられるようになりました。それを
  支えるのがメタデータ活用の技術とアイディア、運用ノウハウです。特に、文書メタデータ、人間や組織のプロフィール、そし
  てSNSが利用しているイベント・メタデータの3種を巧みに組み合わせて活用していくのが、アプリケーション、ソリューション
  の価値の源泉になると考えられます。例えば、愛知万博向けiPlatプロジェクトでは、’緯度・経度’という古くから親しまれて
  いるメタデータを介して衛星画像と現場のケータイ写真入りブログを地図上で連動させるという組み合わせにより、斬新な付
  加価値を創り出すことができました。
   一方、異種のアプリを連携させるには必ずしもWebServicesによるだけではなく、ATOM/RSS、トラックバックなど、メタデー
  タを活用した緩やかな連動の仕組みが相応しい場合も多く存在します。昨年度は、愛知万博iPlatプロジェクトで、
  
WebServiceに画像付きブログを緯度・経度データを介して様々な手法で連携させてみた経験から、実際の情報構造に適した
  インタフェースを組むという柔軟なアプローチが有望なことを悟りました。かように、メタデータ活用による連携は、データ/コ
  ンテンツ主導の実装インタフェースとしても極めて有望視されるようになっています。
   以上、初年度の活動成果を踏まえ、本部会では今年度は、運用・サービスのモデル化や関連技術の調査・分析、特に
  
XBRLHR-XML等を活用した基幹系コンテンツ管理とに焦点を当てて、標準技術の知識を共有し、新ビジネスを支えるア
  プリケーションの実現手法を研究してまいります。

■活動内容:
  (a)各種メタデータ標準、メタデータ的役割の強い応用言語の調査と知識共有
  (b)XML-DBやメタデータ、複合/分散コンテンツ管理・活用の各種フレームワーク、モデルの調査
  (c)Blog/SNS運用など、コンテンツ連携のモデル、アプリケーション・モデルの検討
  (d)メタデータやXML表現されたコンテンツを梃子にした既存サービス(技術、商品)の調査、分析、評価
  (e)WebService, SOAにおけるメタデータ活用の役割の研究と実証評価 (iPlatの延長でモデル化、標準化)

2005年度の重点施策
  期限無し団体として仕切り直しをしたXMLコンソーシアムのオープンさ、間口の広さを象徴する部会として、「入りやすさ」
  「関連WG, 部会, 企業, 学会・研究会等との連携のしやすさ」を重視して活動いたします。
  このため、年度途中でも常時参加を受け付けております。

  (1)XBRLHR-XML等を活用した基幹系システムにおけるメタデータ活用
  (2)関連研究を横断したコミュニティの形成
    ●EAIEA、各種B2BB2CXML-DBKMWebLogなどに細分されたSIG(会員企業が参加しているもの)へ参加呼びかけ
    ●成果物のとりまとめよりも、多彩な問題意識、目的意識をもつ会員間のコミュニケーション促進
  (3)アプリケーションの追求
    ●コンテンツ駆動型のビジネスモデルの調査、分析、評価
    ●メタデータやXML表現されたコンテンツを梃子にしたサービス(技術、商品)の調査、分析、評価
    ●アプリケーションを現実の企業情報システム上に配備するBPM
    ●ドキュメント・マネジメント/ナレッジマネジメント
    ●アプリケーション、Use Caseを具体的に想定したXML-DBや複合コンテンツ、メタデータ活用手法
    ●表計算オントロジー、RSsSRSS視聴等、過去の試作成果の発展系の追求
  (4)試作・検証
    ●関連ツール、要素技術の機能性や性能の検証

■活動方法
  ●メンバーによる月例ミーティング開催
  ●SNS、ブログ、メーリングリストによる日常の情報交換、ディスカッション
  ●参加メンバー個人によるテーマ別の調査報告の実施
  ●XMLコンソーシアム他部会および他団体との協調による普及推進
  ●国内外の学会、他研究機関との研究会共催
  ●技術顧問(慶應&W3C萩野教授, 名大吉川教授)ら識者を囲んだオープン・ディスカッション
  ●XMLコンソーシアムDayXMLコンソーシアムWeekでの活動報告

■ワーキング・グループ候補
  ●SNS/Blogコンテンツ連携 WG
  ●XBRL WG, Human Profile WG, NewsML WG
  ●メタデータ規格調査・利用検討WG
  ●XML-DB WG
  ●複合コンテンツWG
  ●ATOM/RSS WG (実装標準、ノウハウの追求)

■会員メリット
  ●ドキュメント、メタデータ関連情報・技術・実装ノウハウの取得
  ●SNSコミュニケーション等、運用、デモ付きの講演に参加することによる近未来体験
  ●将来アプリ、ビジネス発掘のための基礎情報取得
  ●参加メンバーによる情報交換、人的ネットワークの確立

[参考] RDFOWL (SemanticWeb)以外のメタデータ標準の例:
    ☆様々なメタデータ規格:
     ・汎用 ‐ DC (Dublin Core)RDF (, RSS)
     ・マルチメディア ‐ MPEG7
     ・写真・画像 ‐ RDFPic http://jigsaw.w3.org/rdfpic/
     ・電子政府 ‐ MIReGe-GMSAGLSe-Gov
     ・eLearning LOM(Learning Object Metadata)LIP
     ・NewsTV放送 ‐ XMLNewsNewsMLTV AnytimeARIB、….
     ・音楽 ‐ MusicBrainz,
     ・地理・観光情報 ‐ G-XMLJMP、…
     ・フィルタリング ‐ PICS
     ・ユーザプロファイル、人事情報 ‐ P3P, HR-XML
     ・コンテンツ管理 ‐ cIDF (Content ID Forum)

■連絡先
  
http://bizpal.jp にご入会の上、グループ[XMLコンソーシアム]のメンバーリストを見て、
  野村 直之、小林 茂、玉川 竜司、 赤井 靖雄 、藤原 隆弘
  の各氏にメールしてください。

                                                                                                   
以上