===================================== XML Consortium News X M L コ ン ソ ー シ ア ム ニ ュ ー ス (一般公開版) 2006年2月号 =====================================  1月には関東でも積雪がありました。週末でしたので通勤通学にはさほど影響は なかったものの、センター試験会場へ向かう受験生には受難だったようです。雪雲 はすぐ去りましたが、雪で楽しそうにはしゃぐ子どもの姿はしばらく続きました。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、 XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも ご紹介するものです。 ===================================== 【目次】 ===================================== ◆今月のPick Up 部会探訪:これからはSCAの時代が到来か?(BI研/SOA部会) ◆今後の予定 ◆XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次 ===================================== 【今月のPick Up1】 部会探訪:これからはSCAの時代が到来か?(BI研/SOA部会) =====================================  SOA部会では「Service Component Architectureとは」と題し、SCAの勉強会を行 いました。SCAとはSOAのプログラミングモデルと考えることもでき、今後のSOAと の関係において着目する必要がありそうだからです。  発表者はSCAの特徴について、一元的なプログラミングモデルが提供されている こと、コンポーネントをベースとした開発の手法や拡張ができそうなこと、SOAよ りは具体的に定義されていると述べていました。  全体像の把握や採用のメリット・デメリットなど、メンバーで意見交換をするう ちに実装についても話が及びました。 「SCAはWebSphere Integration Developerにも導入されていますよ」 「年末に私が試してみた時はなかったはずですが……」 「年明けの最新版ではあるのですよ」 「ええっ?」  メンバーの指摘により、急きょ最新版のWebSphere Integration Developerに画 面を切り替え、サービスの設定やインターフェースを定義する画面でSCAが導入さ れているのを皆で確認しました。画面を見ながらメンバーが感想をひと言。 「(SCAで開発するような)こういう時代の幕開けなのでしょうか」  SCAについては今後も継続してSOA部会で研究していくことになりそうです。  今後のSOA部会活動ではグレゴールグラムの図を描いてみることをしながら、描 くためのノウハウやメリットをまとめていく予定です。 @話題の用語:SCA(Service Component Architecture) −−−−−−−−−−−  サービス指向のコンポーネント・モデル。BEA Systems、IBM、IONA、Oracle、SAP AG、Siebel Systems、Sybaseらが2005年11月にSCA Ver 0.9を発表。EJBやWebサー ビス、Javaクラスなどに対し単一のインターフェースでのアクセスが可能となる。 参考:Service Component Architecture http://www-128.ibm.com/developerworks/library/specification/ws-sca/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ===================================== 【今後の予定】 ===================================== [公式イベント] ◆2月 9日(木):部会リーダー会、運営委員会、理事会(日立ソフト) ◆2月16日(木):BI研部会/SOA部会(日本ユニシス本社ビル) ◆2月21日(火):関西部会(日本ユニシス) ◆2月(調整中):Webサービス実証部会/セキュリティ部会 ◆2月(調整中):ユビキタス・組み込み系部会 ◆2月(調整中):ドキュメント・メタデータ活用部会 ※詳細はコンソーシアムや部会からの案内をご確認ください [関連イベント] ◆2006年2月1日(水)〜3日(金):PAGE 2006 http://www.jagat.or.jp/page/ ◆2006年2月9日(木)〜10日(金) Developers Summit 2006 (オフィシャルコミュニティ) http://www.seshop.com/event/dev/ ===================================== 【XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次】 ===================================== ◆部会探訪:これからはSCAの時代が到来か?(BI研/SOA部会) ◆部会探訪:sPlatプロジェクト始動(Webサービス実証部会/セキュリティ部会) ◆勉強会:コンソーシアム会員限定 XMLマスター勉強会 ◆活動実績(2006年1月) ◆今後の予定 ◆運営委員会から ===================================== 【このメールマガジンについて】 =====================================  本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、 XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも ご紹介するものです。より詳しくお知りになりたい方は、下記ホームページをご参 照いただき、ぜひXMLコンソーシアムにご入会ください。皆様のご参加を心よりお 待ち申し上げております。 XMLコンソーシアム:http://www.xmlconsortium.org/ 入会のお申し込みはこちらから:  http://www.xmlconsortium.org/servlet/xmlc/template/ComUserReg.vm 事務局:〒130-0022 東京都墨田区江東橋 2-19-7 富士ソフトABCビル mailto:xmlcons@fsi.co.jp Copyright(C) 2005 The XML Consortium 掲載記事の無断転載、転用、編集はご遠慮ください。 =====================================